別の記事で「マンジャロ」についての記事を書かせていただきました!
そこで今回は、新たに開発された「ゼップバウンド」という新薬について話していきたいと思います!
「ゼップバウンド」ってどんな薬?使い方から副作用までやさしく解説!
ダイエットや肥満治療(ひまんちりょう)の新しい選択肢として注目されている「ゼップバウンド」。
でも、実際にどうやって使うのか、どんな作用があるのか、気になりますよね。
この記事では、ゼップバウンドの基本から副作用(ふくさよう)、注意点までをやさしくまとめました!
使い方(成人の肥満症(ひまんしょう)の場合)
🩺 まずは少量からスタート!
- 初期量(しょきりょう):2.5mg を週1回、皮下注射(ひかちゅうしゃ)します。
- 4週間後から:5mg に増量(効果を持続させるため)。
- その後も必要に応じて:7.5mg → 10mg → 12.5mg → 最大15mgまで、4週間以上あけなが少しずつ増やすことができます。
💡 増量(ぞうりょう)はすべて医師の判断で行われます!
⏰ 投与のタイミングは?
- 毎週、同じ曜日に注射するのが理想です。
- うっかり忘れたときは?
→「次の予定まで3日(72時間)空いている」場合はすぐに打ってOK。
→ それ以外は、次の予定日まで待ちましょう。
どう効くの?作用メカニズム
「ゼップバウンド」は、GLP-1(ジーエルピーワン)とGIP(ジーアイピー)という2つのホルモンに働きかけることで、痩せやすい体を目指します。
🔬 キーワード解説(かいせつ)!
物質名 | 主なはたらき |
---|---|
GLP-1(ジーエルピーワン) | 食欲をおさえる/胃の動きをゆるやかにする/インスリンの分泌を助ける |
GIP(ジーアイピー) | インスリンの分泌を助ける |
つまり、、
✅ 食欲をコントロール
✅ 血糖値(けっとうち)を安定させやすく
という2つの方向からアプローチしてくれるんです!
副作用(ふくさよう)ってあるの?
どんな薬にも副作用はつきもの。
特に消化器(しょうかき)の症状がよくみられます。
🌱 よくある副作用
- 吐き気
- 下痢・便秘
- 食欲低下
- 低血糖
上のような症状以外にも、強いお腹の痛みなどがあった場合は、すぐに医療機関(いりょうきかん)へ相談してください。
使用できない人・注意が必要なケース
❌ 使ってはいけない人
- 「ゼップバウンド」「マンジャロ」に対して過敏症のある人
- 糖尿病の人
日本では肥満症治療(ひまんしょうちりょう)のみに承認されています。
糖尿病治療には別製品(例:マンジャロ)が使われます。
⚠️ 飲み合せに注意が必要なおくすり
薬の種類 | 注意点 |
---|---|
糖尿病薬(とうにょうびょうやく) | 低血糖を起こすことがあるので調整が必要 |
経口避妊薬(けいこうひにんやく、いわゆる”ピル”) | 胃の動きをゆるやかにするため、経口避妊薬の効果が弱まる恐れがある |
ワーファリンカリウム(血液サラサラのおくすり) | 血がさらに止まりにくくなる恐れがある |
💡 飲み合わせについては、医師と相談しながら調整してもらいましょう。
妊娠・授乳中の使用は?
🤰 妊娠中
- 安全性が確認されていないため、基本的には使用しません。
- 妊娠を希望する場合は、使用中止から1ヶ月以上空けて妊娠するのが望ましいです。
🤱 授乳中
- 母乳に薬が移行するかどうか不明なため、使用は避けるのが一般的です。
🔚 まとめ
「ゼップバウンド」は、食欲・血糖・脂肪代謝にアプローチする肥満治療の新薬として注目されています。
効果は高い一方で、副作用や注意点もあるため、医師としっかり相談しながら使うことが大切です。
気になる方は、まずは医療機関へ相談してみましょう✨
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